| めぐみ歯科医院の院内感染対策マニュアルに沿って、手洗いの徹底など感染対策に常に努める。 ■院内感染予防マニュアル 標準予防策(スタンダードプリコーション)を遵守する。すべての湿性生体物質(血液、唾液など)は感染の危険があるという認識の元に直接接触することを避ける事により、患者及び医療従事者を感染から守る。
 手洗い院内感染の主な防止対策のうちの「感染経路の遮断」において手洗いは最も重要な手段であり、手洗い遵守が院内感染の発生や拡大を未然に防ぐことにつながる。 手袋湿性生体物質に接触するときにはディスポの手袋を着用。 マスク・ガウン・フェイスシールドなどのバリア湿性生体物質が飛散する可能性がある場合は、目・鼻・口についてはマスクやフェイスシールド、衣服を汚染する可能性がある場合はガウンの着用が望ましい。 器具類各機器・器具に関しては、それぞれに応じた清掃・消毒・滅菌を行う。 棄物処理ゴミ分別
                          感染性廃棄物:血液付着ガーゼ・グローブ類、針、メス替刃、抜去歯牙、排唾管等
                          
                          一般産廃:使用済みペーパータオル・マスク・キャップ、血液汚染の無いコップ・エプロン等(デイスポ製品の包装も含む)
                          
                          陶磁器屑入れ:石膏・印象材
                          
                          ゴム手袋入れ:ゴム手袋(血液が付着したものは感染性廃棄物として捨てる)
                          
                          金属物入れ:撤去した補綴物等
                          
                          プラスチック入れ:レントゲンフイルム・レジン・プラスチックシリンジなど
                          
                          ガラス入れ:ビン・アンプルなど
                        
                         院内における血液感染予防対策 現在問題となる血中ウィルス感染はB 型肝炎、C 型肝炎及びHIV 感染であるが、これらの予防策は基本的に同-である。職員は、年1回HBs抗原・抗体及びHCV抗体検査を実施することが望ましい。患者由来の血液、体液付着物の取扱に充分注意し、注射針・メス等の鋭利な器具を介しての経皮感染には特に注意する。 針刺し事故対策チェックリスト
                          注射針にリキャップは、原則として行わない。適正な容器に使用済みの針を廃棄する
                          
                          
                          リキャップしなければならない場合は、ゆっくり安全な方法(片手法)でしているか
                          
                          
                          針刺し予防のための安全装置付き機材の導入に努めているか
                          
                          
                          処置後の針や鋭い刃物は、安全な方法で運搬されているか
                          
                          
                          針や鋭利な器材は、貫通しない医療廃棄物専用容器に廃棄しているか
                          
                          
                          患者の感染症のデータが無い場合の針刺し事故発生時は、十分な説明と同意の上で患者の血液検査をするように努めているか
                          
                          
                          針刺し事故発生時に、対応可能な病院との連携など、治療体制がとられているか
                        
                        
                         〔針刺し・切創事故が起きた時〕 受傷者は直ちに血液を搾り出し、大量の流水で十分洗浄後、傷口を1%次亜塩素酸ナトリウム溶液(フィリオ30)または消毒用エタノールで消毒。受傷者及び患者の感染の有無を確かめる。 眼に血液が飛んだときにはポリビテールアルコールヨウ素剤(PA・ヨード液)による消毒と、多量の水による洗浄を行う。 口腔が汚染されたときには大量の水ですすぎ、ポピドンヨード(イソジンガーグル)でうがいをする。受傷者は、速やかに連携病院で必要な検査を受ける。必要な場合には追跡検査も受ける。 対象患者には、医療安全管理者が事情を説明し、同意が得られれば、必要に応じて連携病院において、スクリーニング検査を受けてもらう。 連携病院:足柄上病院℡ 0465-83-0351 |