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手術は痛いのですか?
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インプラントは局所麻酔下で埋入されるため、術中まったく痛みはありません。しかしながら意識があるので怖い方もいらっしゃいます。そういう場合、当院では麻酔専門医による鎮静下手術が可能です。 詳しくは「快適無痛治療」をご参照ください。
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いくらかかるのですか?
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インプラントは、現在健康保険適用外の治療法です。治療費は決して安くありませんが、将来を見据えた安定した歯の維持、そして、歯のことを何も気にすることのない上質な生活を考えた上で、もっとも効果的な自分への投資、インプラントを導入される皆さんは、こうお考えになっています。
天然の歯と遜色ない新しい人工歯が入ることは、とても素晴らしいことです。この治療によって、従来の治療法(入れ歯)を用いた場合の、永続的に払うこまごました治療費の出費を省いてくれるのです。
※支払い方法は、分割払いも可能です。お気軽に担当歯科医にお尋ねください。
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私の新しい歯は、他の私自身の歯と同じように見えるのですか?
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もちろんです。その違いは、通常では歯科医師しかわからないほどなのです。本当に天然の歯のような仕上がりなのです。
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本当に自分の歯のような感じですか?
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インプラントは、骨の中に埋入することで、自分の歯のように咀嚼したり、外見を気にすることなく話したり、笑ったりすることができるのです。以前あった皆さんの歯と、まったく同じ役割を果たしてくれます。そして、驚くことは、ほとんどの人たちが自分の歯とインプラントの違い、違和感を感じることすらないのです。
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私の他の歯は、そのまま維持できますか?
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はい。インプラントは、他の健康な歯を傷めることなく、無くなってしまった歯を補充することができるのです。従来のブリッジや義歯とは違って、隣り合った歯を削ったり、被せ物をする必要がないのです。
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年齢は問題になりますか?
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ほとんどありません。しかしながら19歳以下という年齢であれぱ、インプラントの埋入をする前に、成長期が終わっていなくてはいけません。
推奨年齢は、20代~70代です。特に40~60代は入れ歯の症例になることが多く、不適切な義歯や欠損の放置により咬み合わせの崩壊が起こりやすい年代です。早期にインプラントを歯の欠損が少ない時期に埋めて機能させることで、咬み合わせ機能を維持しやすくなります。70代以上の高齢者の方に対しては、患者さんの希望と口の中の状態、健康状態等個人差が大きいので、個別に判断する必要があります。
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なぜインプラントは、チタンでできているのですか?
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チタンは生体への親和性に優れ、オステオインテグレーションとして知られる現象により、骨がチタンヘと馴染んでいくのです。
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何回くらい治療に通うのですか?
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それはあなたの歯、そして治療法によって変わってきます。オペが一回で済む人もいれば、二回の人もいます。最初の検査、外科的処置、消毒、型取りやその後のメンテナンスなど、6回から8回の段階的な治療が必要です。
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手術は全身麻酔ですか?
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普通は違います。鎮静法と局所麻酔の組み合わせで十分です。担当歯科医と相談しましよう。
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治療中は歯がないままになってしまうのですか?
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いいえ、仮義歯を入れることは可能です。しかしながら骨が弱くてインプラントの初期固定が弱い場合は 仮義歯の使用も控えていただく事があります。
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新しい歯はどのようにお手入れしたらいいのでしょうか?
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よりよい治療結果を生むためには、よくブラッシングをしてデンタルフロスをかけることが必凄です。歯科衛生士から指導があります。
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会社や学校は何日くらい休んだらいいですか?
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術後に腫れたり、アザができたりすることがありますが、通常、ほとんどの人は翌日には会杜学校に戻っていきます。
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禁煙しなくてはいけませんか?
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禁煙は強く推奨されます。タバコは創傷治癒を遅らせ、長期的に見ればインプラントが脱落する危険性があります。
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コーヒー、紅茶、ワインは新しい歯に悪いですか?
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あなたの天然歯と同じです。研磨剤の入った歯磨き粉で着色は防げます。
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インプラントにどういうメリットがありますか?
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- 普通の入れ歯では解決できないケース、例えば固いものが咬めない等、インプラントにより入れ歯を使える様にする。
- インプラントにより何でも食べられる事が健康長寿が得られる
- 要介護の段階で歯の清掃がし易くなり人生の最後まで食事が楽しめる可能性がある。
- その外、義歯で奥歯が安定すると高齢の方の転倒率を下げる事が出来、認知症になるリスクの低下、誤嚥の防止等、健康増進の効果が期待できる。
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どんな治療結果が期待できますか?
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- ご高齢の方は咀嚼機能が回復するため、脳が活性化し、認知機能の維持と回復及びアンチエイジング効果が期待できます。
- 咀嚼機能の回復により、良質なたんぱく質が摂取可能となるため健康を長く維持出来る可能性があります。
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新しい歯は、どのくらいもつのですか?
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もし普段のお手入れが行き届いていて、きちんとメンテナンスされていれば、インプラントは20~30年もちつづけることが可能です。(インプラント体の保証期間10年)
しかし、歯冠部分は天然歯と同じように、すり減ったり傷んだりしますが、それは歯冠部分のみの修理、作り直しで対処することが可能です。(歯冠部分の保証期間5年)
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なにか問題が起きることはありますか?
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最初のころには、それまでと違い発音しにくく感じる患者さんがいます。これは、数日の間で慣れてしまうようです。このような問題も、義歯に比べると少ないと言えるでしょう。
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何でも食べられますか?
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もちろんです。食べ物に関しては、天然歯とインプラントの問には、何の違いもありません。もしもあなたが以前の義歯で食べ物に違和感を感じていたとしたら、新しいインプラントは歯の機能効果を回復させることができます。
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インプラントにするとMRI検査が受けられなくなるって本当ですか?
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これは、間違いです。インプラント治療後も、MRI検査を受けられます。MRI検査を受ける時は、金属を外す必要があります。そのため、金属を含むペースメーカーを入れた人は、MRI検査を受けられません。
しかし、インプラントの場合は、MRI検査を受けることもできますし、検査結果に影響したり、検査でインプラントに悪影響を与えられたりすることもありません。
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骨粗鬆(しょう)症の薬を飲んでいますが?
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抜歯やインプラント治療をする場合、骨粗鬆症の薬の服用や点滴をしたことのある方あるいは現在も受けている方は、注意が必要です。それは顎の骨の治りが悪くなったり、骨が腐ってしまったりすることがあるからです。特に、骨粗鬆症の薬のなかでも「ビスホスホネート製剤」を注射剤として使用した場合に多く見られ、飲み薬として内服している場合は稀に見られる様な程度の少ない物ですが注意は必要です。もしそうなってしまったら患者さんにとっては困った事になります。そのため日頃の予防する事が大切です。抜歯やインプラント治療をする場合、3ヶ月前からビスホスホネート製剤の内服を中止するようにして頂きます。詳細は歯科医師に相談してください。
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インプラント手術後の注意点は何?
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手術当日は入浴はせずにシャワー程度に済ませ、飲酒・喫煙などは2週間ほど控えるとよいでしょう。翌日くらいまで出血が続きますが、強くうがいをするようなことは避けてください。当日は歯磨きも避けてください。それ以降は担当医師の指示に従ってください。
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色々な薬を飲んでいるが、大丈夫か?
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中年以降の年齢層の場合、歯の欠損とともに、何らかの慢性病にて、投薬治療されている方がおられると思います。やはり飲んでいる薬の種類が多い方は医師への対診が必要となる場合があります。
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