Q1 |
大人や子供(新生児なども)は、どのぐらいの間かくで健診を受けるのか?
|
|
大人の定期検診は当院では3か月から4か月に1回の方が多いです。
子供は4ヵ月に1回、1年に3回となります。
歯のためによい食べ物は、カルシウム・鉄分・ビタミンを多く含む食べ物で、例えば牛乳・レバー・ホウレン草などがあげられますが、バランスよく、自然のおいしい食べ物をおいしく食べることが大切だと思います。予防歯科をお尋ね下さい。 |
|
Q2 |
自分でわかっているだけでも、虫歯が3本あります。今、妊娠6ヶ月と2週です。治療に何日ぐらいかかるのか心配で検診に行けないでいます。やっぱり治した方がいいですよね…。
|
|
妊娠中の虫歯の治療ですが、3本の状態がわからないので回数のことはコメントできませんが、放って置いてもいいことは何もありません。少なくとも応急処置を受けることをお薦めします。
掛かり付けの歯科医院があれば相談してください。妊娠中でも、検診と応急処置だけでも可能ですし、説明したうえで、完全な治療ももちろん可能です。早めに行動を起こしてください。
妊娠中の歯科の治療でお困りなことがあれば何でも相談してください。予防歯科ホームページをご参照ください。 |
|
Q3 |
私は虫歯がなく、兄弟も1人も虫歯になることがないので、母親のブラッシングがいかにていねいだったかあらためて実感しました。だから自分も、今の健康な状態を保ち、子供も虫歯0を目ざしたいと思います。母親は、私を含み4人出産し、どんどん歯がボロボロになったらしいです。今はほとんどがさし歯です。私は全々歯には苦労したことがなく、虫歯をはじめ、歯肉炎にもなったことがないくらいですが、私も出産したら弱くなるでしょうか?
|
|
虫歯がないのはお母さんががんばってくれたためだと思います。
健康な歯に育ててくれたお母さんに感謝しましょう。
また自分の子供も同じように虫歯ゼロを目標にがんばって下さい。
いつか今みたいに逆に感謝される日が来ると思います。
出産すると歯が悪くなるというのは迷信です。
妊娠中、出産後も適切なケアを続けることによって妊娠前と同じ健康な口腔を保つことができるでしょう。予防歯科をお尋ね下さい。 |
|
Q4 |
かなり前から虫歯があったんですけど歯医者に怖くて全然行ってなくて…。そのままほってたんですけど最近痛すぎて眠れないことがあったりします。かなりひどい虫歯だと思います。数も多くて…。どうすればいいですか?
|
|
虫歯のことでお悩みのようですが、残念ですが放置しておいても虫歯が自然に治ることはありません。早いうちにきちんとした歯科治療を受けられることをおすすめします。
歯の治療が好きな方はいませんが、最近では充分な説明、特殊な麻酔やレーザーを使用した無痛治療など、昔よりは快適に治療を受けてもらえる様になってきています。予防歯科をお尋ね下さい。 |
|
Q5 |
第1子(1歳8ヶ月)が1歳半の検診のカリオスタット検査で虫歯になりやすく危険(3段階)と言われて、心配しています。歯みがきをしたり、食事にできるだけ注意していますが、他の予防法はないのでしょうか?少し前に新聞でフッ素について賛否両論という記事が出ていたのですがどうなのでしょうか。くわしく知りたいです。
|
|
1歳8ヶ月のお子様の虫歯予防は、砂糖の制限とフッ素のスプレー(商品名レノビーゴ)をおすすめします。
歯みがきは無理なくできる範囲でかまいません。
カリオスタットの結果ですが、割とバラツキが多く、悪い結果がでたからといって余り気にされる必要はないと思います。
誤差が多いため現在当院ではカリオスタットは使用していません。
またフッ素の使用は現在は厚生労働省、歯科医師会とも全く安全であるとの見解を出していますし、問題なく安全であると思って下さい。
賛否両論があるのは「水道水のフッ素化」の問題です。
心配しないで下さい。予防歯科をお尋ね下さい。 |
|
Q6 |
自分の歯並びがよくないので子供には、きれいな歯並びをと思っています。まだ先の話ですが、特に永久歯に生えかわる時に気をつければよいことがあれば教えていただきたいです。
|
|
歯並びをよくするためには、4~5歳の生活が重要になります。
1)4歳までに指しゃぶりをやめる
2)よくかんで食べる
3)食事の姿勢、テーブルとイスの関係に気を配る
4)口の回りの筋肉がキチンと働く様、運動をする
以上の4つが重要になります。4歳をすぎて歯並びが気になったら矯正歯科をしている医院で相談されてはいかがですか? |
|
Q7 |
小さな子供は、いつ頃からフッ素ぬりに行けばいいのですか?同じスプーンで食べたりしたら虫歯になるというのは本当ですか?
|
|
お子様のフッ素は2歳すぎくらいから考えられてはいかがですか?
もう少し早くても可能ですが、一応2歳からのフッ素をおすすめしています。
お母様のお口の中に虫歯菌のミュータンス菌などが多いと、同じスプーンやおはしを介して虫歯菌がうつることがあります。
歯ブラシやスプーンは別々の物を使って、お母様自身が歯みがきをがんばれば、うつりにくくなりますのであまり心配しないで下さい。 |
|
Q8 |
以前、保育所に勤めていて、指しゃぶりやおしゃぶりがやめられない子が多く保育士同士で話し合う事がよくありました。その中であまり長い間、やめられないと、歯ならびに影響するという話が出てきました。本当なのでしょうか?
|
|
指しゃぶりを4歳すぎても放置しておくと、歯並びに悪い影響を与えることが多いです。
例えば、出歯や開咬といって上下の前歯にすき間ができてしまうことがあります。
そのため4歳をすぎても指しゃぶりがやめられない時は積極的に歯科側から関与していくことも多いです。
子どもの歯を守るのはお母さんの役目だと思っています。 虫歯ゼロを目標にがんばって下さい。 |
|
Q9 |
今、一歳8ヶ月の息子がいますが、仕上げみがきがきらいです。上前歯4本が特に黄色くみえるのが気になります。1歳6ヶ月健診では特に心配ないと言われてみたもののとても気になります。
|
|
1歳8ヶ月の男の子の歯みがきはさぞ大変だと思います。
誰もがそういった苦労をしてがんばってきていますので、決してあきらめたり投げ出したりしないで、1日1回夜の歯みがきはお母様ががんばって下さい。
前歯4本の黄色く見えるのは、着色してしまったのかどうかわかりませんが、たぶん虫歯ではない?と思います。心配なら歯科医院を受診してもらうと、きちんとした説明があると思います。予防歯科をお尋ね下さい。 |
|
Q10 |
上の子(3才)ですが、歯みがき粉が嫌いです。歯みがき粉は必要でしょうか?もし必要なら何才からですか?
|
|
3歳のお子様の歯みがきは、嫌がるなら歯みがき粉は必要ないでしょう。
必要に応じて、様子を皆ながら、フッ素入りの歯みがき粉を虫歯予防の目的で使ってください。
また2歳、3歳では歯みがきがきらいなお子様多いです。 音楽をかけたり歌を歌ったり楽しい雰囲気で進めましょう。がんばって下さい。 |
|
Q11 |
前歯の表面がすぐ茶色くなる(色素沈着)のはなぜでしょうか?たばこも吸わないし、コーヒーもそんなに飲みません。
|
|
前歯の表面の茶色い汚れはステインと呼ばれ、歯の表面の性状によってつきやすい人、つきにくい人がいます。Nさんはもしかしたらステインがつきやすい歯なのかもしれません。
解決法として
1)歯科医院で定期的なPMTCという歯のクリーニングを受ける
2)ステイン除去用、またはホワイトニング用の歯みがき剤を使う(
例えばサンスターのOrA2、レンブラント社のレンブラントプラスなど)
などが考えられます。 |
|
Q12 |
夫がたばこを吸うので歯の健康にはいつも心配しています。どうしたら良いのでしょうか。仕事が忙しいので検診もなかなかできません。
|
|
ご主人のたばこの事ですが、たばこは「百害あって一利なし」お口の中にも悪影響を与えます。
しかしたばこには習慣性があるため、やめようにもやめられない現実があります。
何かを機会に、さりげなく禁煙をすすめてはいかがでしょうか? |
|
Q13 |
元々、歯が弱く、歯みがきで血がでたりします。“歯槽膿漏ではないか”と思ったりもしているのですが、恥しくて聞けません。歯槽膿漏は治るのでしょうか?口臭がすごく気になります。
|
|
歯みがきで出血するときは歯肉炎や歯周炎の可能性があります。
歯周炎の方が進んでいる状態です。歯周炎と歯肉炎をまとめて歯周病や歯槽膿漏と呼びます。
歯周病は高度に進行さえしなければ完全に治る病気です。
大変だと思いますが歯の治療はがんばって完全に受けましょう。
口臭の原因も歯周病が原因の事も多いですので、歯周病を治療すれば口臭も改善されます。予防歯科をお尋ね下さい。 |
|
Q14 |
「歯みがき粉」は使用するのと使用しないのは効果がやはり違うのですか?また「つぶ塩」などの商品はどうなのでしょう?
|
|
「歯みがき粉」は虫歯予防のフッ素配合の「歯みがき粉」を使って下さい。
虫歯予防に効果があります。また「歯みがき粉」には歯の着色(茶しぶ汚れ)を予防する効果もありますから使用した方がいいと思います。
「つぶ塩」は歯周病予防の歯みがき粉ですが、歯周病に凄く効果があるかどうかは不明です。 |
|
Q15 |
3才と10ヵ月の息子の事ですが、数週間前に健診を受けた際、虫歯もなくよかったのですが、ここ数日上の歯1・2本茶色ぽくなっているように思います。見てもらった方がいいのでしょうか?
|
|
3歳10ヶ月のお子様の前歯の茶色い変色ですが、虫歯?か外偏による歯の神経の変色か?
どちらか、単に表面に付いた茶シブかもしれません。
治療の必要はないかもしれませんが、早目の受診をおすすめします。予防歯科をお尋ね下さい。 |
|
Q16 |
甘いお菓子を食べるのは、食べる量と、食べる回数では、どちらが虫歯には悪いのですか?
|
|
甘いお菓子も甘くない食べ物でも、答えは同じですが、食べる量が多いより食べる回数が多い方が虫歯になりやすいです。
食べる回数が多かったり時間が長いと、唾液が虫歯を元に戻す再石灰化の時間が取れなくなります。だから虫歯になりやすいです。 甘いのお菓子を食べる時も、時間と場所を決めて、さっと食べて下さい。 |