早期のがんなどを見つけるのに有効なNBIについて
NBI:Narrow Band Imaging (狭帯域光観察)
通常の内視鏡では、消化管の粘膜を自然な色で再現するために、たくさんの種類の光で照らしながら撮影していますが、NBIはその光の中でも血管を見るのに最も適した光だけを選んで照らす装置です。
消化管のがんは、初期段階からがん表面の血管が異常な形になってきます。
この異常な血管をみつけて早期がんを発見しやすくするシステムがNBIです。
特に食道や大腸の初期段階のがん発見に有効で、患者さまへの副作用は全くありません。
当院ではH18年7月より導入しています。
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